ＰＳレポート

プライベートステージレポート

７月１１日（日）、岩名美紗子プライベートステージが開催されました。会場は大塚駅南口から、徒歩２分のＣＡＶＥというライブハウス。まさに洞穴という呼び名にふさわしい、地下一階にあるレンガ張りの縦長のその会場に、多くのみさこっちファンが所狭しとつめ寄せたのでした。
入場チケット（裏側にみさこっちへのメッセージを書く所がありました。）を渡して入場した参加者が受け取ったものは、お返しのチケット（デザインは同じですが、色違いで、裏側にみさこっちからのメッセージが書かれていました。）と、パンフレット。パンフレットの表紙はチラシのカラーバージョンで、中はみさこっちの直筆メッセージがぎっしり（「絵が描けないから、字で埋めたの！」とは、みさこっち談）、そして、裏側は当日のみの限定販売のトレーディングカードの宣伝と、関係者限定トレーディングカードが当たる、クイズ（このトレカの撮影場所はどこでしょう？１．横浜、２．北京、３．名古屋というもので、答えはアンケート用紙に書くという形でした。）が書かれておりました。

この当日限定販売のトレーディングカード、９枚セットで１５００円という物で、表側はいろいろなみさこっちの写真が、裏側は９枚を１枚絵にしたみさこっちのアップ写真（「私の顔よりも大きい！」とはみさこっち談．．．．)になっていました。又、何枚かに１枚の割合でみさこっちの直筆サインがカードのどれか１枚に入っていたようです。（確率的には○ンダイのグッズよりも高かったというもっぱらの噂です。）

開演予定の１９：００から１５分程遅れてステージは開始されました。
楽屋が会場入口の方にある関係上、みさこっちはバンドメンバーと一緒に、オールスタンディングの客の間を通っての登場です。みさこっちの格好は、夏を意識してという事で、浴衣に下駄という格好、（「かわいいーー！」という声援が周りから飛び交っていました。）首には何故か水中眼鏡．．．．

そして、客席を抜けて舞台に立ったみさこっちのステージは、皆も良く知っている「Ｏｖｅｒｔｈｅｔｉｍｅｓ～英語版」でスタートしたのでした。

浴衣姿のみさこっち（首の水中眼鏡が何とも．．．．）

１．Over ｔｈｅｔｉｍｅｓ～英語版
おそらく生でこの歌が歌われるのは初めてだったのではないでしょうか？
久々に聞くみさこっちの歌声は、全然ブランクを感じさない、のびのある、すばらしい物でした。

曲が終わった後に、客席に対して「お久しぶりです！」とちょっと照れながらも、挨拶をするみさこっち。１２月のクリスマスライブから早７ヶ月、BOYS BＥのステージから２ヶ月ぶりのお目見えのみさこっちは、相変わらず元気そうでした。そして、次の歌「うそじゃない」、「このまま」の２曲が歌われました。

２．うそじゃないけど
わりとアップテンポの曲で、歌ってるみさこっちもノリノリで楽しそうでした。

３．このまま
「うそじゃない」とは打って変わってしんみりとした曲でした。盛り上がりの部分である「数え切れない～」の部分が、心にじんわりと来ます。

歌い終えた後、「暑い」を連発するみさこっち。ライトがかなり暑いみたいで、かなり汗をかいていました。でも、「浴衣だから涼しく感じるでしょ？」と、かわいらしく言うみさこっち。女子高生の真似をして、頭に蝶々の髪飾りなんかもつけている、という事で、頭にはかわいらしい蝶の髪飾りが３つ揺れていました。
そして、次の曲「フレンズ」の紹介です。この歌をみさこっちが小学生の時に始めて聞いた時、「出だしのフレーズが何てエッチなんだろう．．」と子供心に思ったという事です。
ちなみに「小学生の時」という所で、客席から「えーー！」という声が上がり、「本当に小学生の時だったんですよ！」と反論、客席に来ている森野嬢に「あや！小学生の時だよねえ？」と確認する一幕も．．．
そして、そのエッチな歌である「フレンズ」が歌われたのでした。

４．フレンズ
ご存知レベッカの曲です。みさこっちが歌ってもやはりパンチのある歌でした。

歌の後、「暑いですね。」という事で、突然「浴衣を脱いじゃいます！」と言い出し、浴衣を脱ぎ出したのでした！！

スクープ写真！！浴衣を脱ぐみさこっち！

足元の下駄がポイント！（笑）

という事で、脱いだ浴衣の下にはワンピースが隠れていたのでした。「この服、お母さんから借りてきたの！」と、嬉しそうに言うみさこっち。この段階での自前の物は、おニューの下駄と区民センターで買った（笑）水中眼鏡だけだそうです。
ちなみに、下駄は最後まで履きかえられずに、ワンピースに下駄という格好でのステージがこの後続けられたのでした。
そして、次の曲「いつか」が歌われました。

５．いつか
静かなバラード調の曲でした。

「いつか」を熱唱するみさこっち

曲が終わると、再びトークへ。
今回の詞はＯｖｅｒ the times と他のカバー曲以外はみさこっちが全部作詞したという事です。ただ、みさこっち自身が忙しかったという事もあって、全部の詞が完成したのがおとといだったとの事。
「でも適当には作ってませんから！」ときっぱり言い放つ所は、さすがにプロという感じです。

次に、今のみさこっちのＭｙブームとして、「オッス！」と言うのがはやっているという事が話題に。
笑っていいともばりに、「元気ですか？」と客席に聞いて、客席から「オッス！」という声が返ってくると。「わーーっ！楽しいねーーー！」と小躍りしながら、大喜びをする様子が何とも言えずかわいらしかったです。
この後も何度か客席と、「オッス！」、「オッス！」というやりとりが行われ、その都度大喜びするみさこっち。という事で、この「オッス！」は今回のステージの最大のキーワードとなったのでした。

その後、「浴衣脱いた時に、この蝶々をプレゼントしようと思ったんだ！」と思い出し、頭につけていた３つの蝶の髪飾りを客席に放ってプレゼント。客席は「こっちにちょうだいーーー！」と大騒ぎになりました。
そして、さらに首にかけていた水中眼鏡も、気前良くプレゼント。運良く手にできた４名の方、ラッキーでしたね。私もマジで欲しかったです！（手にした人で、譲っても良いという人がいらっしゃいましたら、私にこっそり連絡下さい！お礼します！！（笑））

という大盛り上がりを見せたトークの後は、Ｍｉｓｉａの曲２曲が歌われました。

６．恋する季節
７．Ｉ’ｍｏｖｅｒｈｅｒｅ～気づいて

歌い終わった後、「やばい、何か持ってくればよかった。」と言うみさこっち。かなり汗をかいてたのですが、どうやらタオルも何も準備していなかった様で、手で直接汗をぬぐっていました。
そして、あまりの暑さに耐えきれなかったのか、「お茶とか飲んでいいですか？」と客席におもむろに聞いて、持ってきた十六茶をごくり！「ああっ、おいしいっっ！」と本当においしそうにお茶を飲んだ後、「今のちょっと、誰かアサヒに送って．．．おいしそうだったでしょ？」とおちゃめに話す所も．．．今後はＣＭでの活躍を考えているのでしょうか？（笑）

その後、おもむろに客席に向かって「今何分ぐらい経ったんですか？」と時間をたずねるみさこっち。（時計も何も持ってなかったみたいです．．．．）時間を聞いて、想像以上に早い進行具合に、「最初ちょっと飛ばしすぎたよね。歌詞忘れないように．．．．．忘れてたけどね．．．．」と、一人ぼけ突っ込みをする様子に場内大爆笑。

という事で、ここで時間を調整する為に、今みさこっちの周りではやっている簡単なゲームの話となったのでした。ゲームは昔はやった「ＸＸって１０回言って！」という物と「何を言ってもＸＸって言ってね」という物で、さっそく客席にいる人にみさこっちが問題を出したのでした。

１．ケンタッキーって１０回言って！（１０回言ってももらった後に「洗濯をかわかすのは？」とたずねる。）
２．何を言っても「パプアニューギニア」って言って！（数回のやりとりの後、突然「パパ牛乳屋！」とみさこっちが言う。）
３．何を言っても「フラボノガム」って言って！（数回のやりとりの後、突然「風呂場のゴム！」とみさこっちが言う。）

という事で、見事に相手がひっかかると、「これ、楽しいねえ！」と大喜びするみさこっち。見ている我々は、やりとりした人達がひっかかった事よりも、その人達がひっかかって、大喜びするみさこっちの方がおもしろかったかも．．．

ゲームで、大喜びするみさこっち！

その後、今回お手伝いして下さったバンドのメンバー紹介が行われました。全員、アンザさんのクリスマスライブの時に知り合った人達という事で、とても良い飲み仲間（笑）だそうです。そして、今回歌われたオリジナル曲は全部、このメンバーで作成したものという事で、作曲者の紹介も合わせて行われました。（作曲者の詳細は「曲名リスト」の歌詞を参照下さい。）
特に、５曲目の「いつか」と次の次に歌う「Ｉｇｏｎｎａｂｅ～」の作曲がみさこっち（アレンジは他の人ですが．．．）であるという事が、みさこっち自らの口から語られると、会場に来ていた人達一同、「おおっ！」という歓声が起こったのでした。
もちろん、みさこっち作曲の歌というのは今までに全くお披露目されてはいませんから、それだけでもこのステージに来た甲斐があるという感じでした。

そして、この長いトークの後にみさこっち作曲の歌を含む、２曲が歌われたのでした。

８．うらはら
９．Ｉｇａｎｎａｂｅ～

歌い終えた後、「本当ならばこれで終わって、ステージを去って、『アンコール』なんていう声援をもらったりして、再び登場したりするんですが、この会場だと客席通ったりしなければならないでしょ。そういうのって、めんどうくさいので、自らご希望なくてもアンコールという事で、今歌ってしまおうと思ってます。」と自らアンコールに突入宣言をするみさこっち．．．．
そして、「最後の曲は『Over ｔｈｅｔｉｍｅｓ～日本語版』を歌ってそれで、これで終わりです。」と言うと、客席からは「えーーーっ！」という残念な声が．．．．

それに応えて、結局ちょっと迷いながらも、「じゃあ、答えられない事には、答えませんが、質問コーナーなんかやってみましょう！」と言い出し、客席からの質問コーナーが突然スタートしたのでした。

トーク中のみさこっち。

Q１．次のライブは？
聞いたとたんに、あせって、話をそらそうとしつつも、そして、最後にはしぼり出す様な声で．．．．
「や、やったら来て下さい。」との事でした。

Q２．歌のＣＤやテープの発売予定はありませんか？
さらにあせるみさこっち．．．．「．．．．考えておきます」

ここで、「もうちょっと簡単な質問にしてくださいよ！」と客席に向かってお願いするみさこっち。「たとえば、好きな食べ物は何ですか？とか身長はいくつですか？とか．．．．」
と、このお願いを受けて「はい！」と元気に質問する人がいて．．．．

Ｑ３．好きなお酒は何ですか？
場内大爆笑！そして、みさこっちは「えーっと、ジンが好きです。」といかんなく酒豪ぶりを披露。
そして、さらに．．．「日本酒とかワインも好きです！結局何でも好きなんだけどね！」と、さらに無類の酒好きである事を暴露していました。

Q４．久しぶりにステージに上がるんで前の日恐くなかったですか？
「それどころじゃなかったです。なぜなら歌詞を覚えなくちゃいけなかったから．．．．」
結局朝の５時まで起きてて、歌詞を一生懸命覚えていたという事です。
又、前回のクリスマスライブではめちゃめちゃ緊張していたというみさこっちですが、今日のステージは客席を通って来たという事もあって、「客席から出て来て歌っちゃった！」という感じで、かなりリラックスできたという事。
「この会場はもしかして、リラックスを与えてくれる会場なのかもしれません。」という会場に対する誉め言葉も．．．

Q５．明日は何をしますか？
今日、打ち上げで飲むので、明日はほとんど無いでしょう。との事．．．
「夜の８時には起きようと思います。」という事です。

という事で、質問コーナー終了後、場内の「アンコール！」のかけ声の中、最後のアンコール曲が力強くスタートしたのでした。

１０． Over ｔｈｅｔｉｍｅｓ～日本語版

最後の曲という事で、今まで以上のパワーでの熱唱でした。

「Over ｔｈｅｔｉｍｅｓ」を熱唱するみさこっち

歌い終えた後、再び「アンコール」のコールが会場から起こったのですが、「ごめんなさいね、もう無いの．．．．」というみさこっちのおわびの言葉を最後に、来た時と同じ様に、拍手と声援の沸き起こる客席の中を通って、舞台を後にしたのでした。

まさに１時間３０分、歌にトークにと、みさこっちを堪能したステージは無事終了したのでした。

みさこっち、バンドの皆様、そして、スタッフ、関係者一同、お疲れ様でした！！！
そして、楽しいステージを本当にありがとうございました！